投稿募集

公益社団法人日本山岳会 上高地山岳研究所です。
上高地の四季、さんけんで過ごされる会員の皆さんの様子をお届けします。

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2012年5月30日

開山祭から1か月、さんけん立ち上がっています


4月27日の上高地開山祭から1か月が経ちました。
開所作業は21日でしたし、それ以前のもろもろの準備に取りかかった頃から数えると2か月近くになります。

荷上げ、開所、開山祭、ゴールデンウィーク、照明工事などの大きなこともあっという間でした。
5月はまだ観光客や登山者も少なく、さんけんも利用者の少ない時期ではありますが、そのわりにはどんどん日々が過ぎている印象です。

さんけんの手入れ、傷んだところを直したり、使い勝手がよくなるよう手を加えたり、そんなことや今シーズンの運営について山研委員さんと打合せたり、半年間お世話になるご近所さんや業者さんにご挨拶したりなど、こまごましたことではありますが、忙しくなる前にやっておかねばならないことで忙しいといったところでしょうか。


さて、今回は裏方的な話になりますが、

山研委員さんら総勢20数名、ベテランの委員さんは経験と知恵を、若手はパワーをいかんなく発揮されました。

地味な仕事かもしれませんが、みんなで汗をかくことで皆さんの山を通じたつながりに、もう1本の糸をより合わせることになれば意義深いことと思います。

春の雪はちりぢりにくだけた枯れ葉など細かなごみにまみれていますから、開所作業の後、泥やそんなごみで汚れた軍手を洗って干しました。

白くなった軍手たちの、次の出番はいつになるでしょうか。


実はここ3年続けて梅雨の末期に、大雨や土石流の影響で取水口が壊されるなどして、取水できない状態になってしまいました。

そんなときは軍手をはめてスコップ、つるはし、ジョレンをかついで水源に向かわねばなりません。
昨年は管理人だけで1日半かかって復旧できましたが、その前は委員さんと力を合わせての土木作業になりました。

さんけんは西穂から続く稜線の水を集める善六沢を水源にしています。
湧き水や小さな沢を水源にできれば雨の影響なども受けにくいのでしょうけれども、ほかに適当な水場が見あたらず、さんけんから約500メートル上の沢が少し枝分かれしたところから引いています。

今年は今のところ沢の具合は良好です。
例年雪融けの時期(4、5月)は、日中気温の上がった日や雨の日は沢の水量が増加するとともに濁り(泥、砂)が激しくなるので、飲料水の取水を中止したり、ミニ水力発電も様子を見ながら断続的に運転したりすることが多いのですが、今年は日中の濁りもひどくなく安定して取水できています。

とはいえ、雨が続けば沢が濁って取水できなくなりますが、降り始めから濁り始めるまでの時間が長くなってきたように思います。 
一昨年5月の土砂もろとも崩れた雪崩や、昨年の土石流の後遺症から沢が回復してきたのではないかと期待しています。

個人的には土木作業は嫌いではありません。仕事の成果が目に見えますし、なにより、だれもいない山の中での作業が気持ちいいですから。
けれども、閉所作業のときまで軍手の出番なしにすむことを祈っています。


話は戻って、開所の翌週の開山祭は報道などでご存知かもしれませんが、今年は珍しく天気の好い開山祭でした。
参加された皆さんにとって暖かくて気持ちの良い一日だったことでしょう。


私は式典の最中は通り道の歩行を確保する係でじっとしています。
思い返せば、上高地のスタッフジャンパーの下に冬用ヤッケ、ニット帽やネックウォーマーを着込んでいてもがたがた震えている記憶が多かったのですが、今年は献酒の四斗樽やらビールケースを運んだり準備しているうちに汗ばんでくるくらいでした。


神職による安全祈願のあと、河童橋の上でで鏡開きを行い、梓川に注ぎます。
ここのところ雨や雪の交じった「酒の水割り」が多かったですが、梓の川もお神酒の本来の味を味わったことでしょう。
おいしいお酒を楽しまれたのだったら、なんとか今年は落ち着いた気候のシーズンにしてくださいね。


管理人 内野

2012年5月27日

岳沢へ行ってきました。

こんばんは。見習い山研委員の山下です。

先週24、25日、青年部の雪上訓練で岳沢へ行ってきました。

上高地は新緑が進み、二輪草が満開なのに対し、岳沢はまだまだ雪がたくさんあります。

雪は切ってくれていますので、岳沢小屋まで夏道です。

岳沢からみる上高地、乗鞍はいつもステキです。



春がジリジリと山を登っています。

上高地の緑、岳沢の白。春の境目を探してみませんか?

2012年5月14日

春先は見通し良好


これから芽吹きが進むと、あれよあれよという間にさんけんは葉っぱの緑の海の中に沈んでしまいます。
それまでの少しの間は、木々の枝の向こうに白い穂高も眺められますし六百山を見上げることもできます。
山だけではありません。野鳥の姿もよく見つけられます。


さんけんの食堂はテラスに面して大きな背の高い窓があります。
暖かい窓際で昼食をとっていたら、すぐそこの正面の枝に飛んできました。
目の覚めるようなオレンジ色とくっきりした黒。
歌自慢のキビタキはきっと高らかに歌っていることでしょう。窓を開けて聴こうか、それとも写真に撮ろうか迷ったのですが、窓を開ける物音に驚いて飛び去らないように、ガラス越しに写しました。
近くに止まってくれたおかげでコンパクトカメラなりに収めることができました。

時々このようなことがあります。
歩き疲れてぐったりしていてもきっと元気が回復することでしょう。
春のさんけんの窓際で、あるいはテラスでゆっくりと腰かけてみてはいかがですか。

管理人 内野

2012年5月9日

「徳本峠越えとウェストン祭」のお誘い

新入会員の皆さま。

JACの仲間とウォルター・ウェストンの足跡をたどり、山研の宿泊を体験してみませんか?

新緑の島々谷から残雪の徳本峠越えて上高地に入ります。二輪草のお花畑や山芍薬を見ることができます。
上高地では山研に1泊し、翌日「碑前祭」に参加します。

もちろん新入会員以外の会員も参加できます。
昨年は悪天候のため中止でしたが、今年こそは皆で越えましょう、徳本峠!!
皆さまの参加お待ちしております。



日程: 2012年6月2日(土)~6月3日(日)
費用: 12,000円(1泊2食、午餐会会費、記念品代、傷害保険料)
定員: 20名(23年度入会の会員、および本会会員の希望者)
申込: 5月19日まで。会報「山」4月号参照 または、jac.sanken@gmail.com
※現地集合・解散
※申込者に詳細を送ります。      

2010年の徳本峠越え山行


スケジュール
6月2日(土) 「徳本峠越え」
◆集合        午前5時30分 松本電鉄バス「島々宿」バス停近くの集会場
            ・山研委員会受付で受付後、朝食(各自用意)、登山準備を済ませてください。
            (注)ウェストン祭参加記念品(手拭いとブローチ)は山研でお渡しします。
◆出発式       午前6時00分
            ・式典後、山研隊のリーダーおよび各担当者紹介。
            ・登山開始。昼食も各自用意してください。
◆山研到着      午後4時30分頃予定。
                           部屋割り後、交代で入浴。
◆夕食・懇親会     午後6時30分~9時00分(食後に入浴も可能です)
◆消灯・就寝       午後10時00分

6月3日(日) 「第66回ウェストン祭」と「午餐会」
◆朝食        午前7時00分~8時00分
                          ・食後は全員で寝具の片付け、部屋の清掃をお願いします。
◆集合        午前9時30分 山研玄関前
                          ・記念撮影後碑前祭会場に移動。
◆碑前祭       午前10時00分~11時00分
◆午餐会       午後12時00分~午後1時30分(バス時間などの途中退席も可)

◎装備   無雪期の一般登山用具
                念のためスパッツ、ストックの用意をお勧めします。
◎参考   1)首都圏から新宿発「さわやか信州号」が便利です。
                2)前日に宿泊の場合は、各自で手配願います。松本電鉄新島々駅前に旅館があります。
                3)早朝につき「新島々駅」から「島々宿」への路線バスはありません。
各自タクシーを手配頂くか、徒歩(約3.6km、1時間前後)でお越しください。   


2012年5月4日

談話室のLED照明工事と無線LAN工事が完了!

5/1(火)-5/2(水)に休みが取れましたので、ミニ水力発電小委員会と共同+管理人さんの協力を得て地下談話室のLED照明工事と無線LAN工事を実施しました。

●LED照明工事

穴開け位置の墨出し

配線を通したところです。

全て善六沢のミニ水力発電の電力で賄っています。

専用のスイッチです。

●無線LAN工事

無線アクセスポイント(802.11g)を新設しました。
山研の建物全館でネットワーク接続が可能となりました。
接続IDは管理人さんに聞いてください。

山研運営委員会 柴山